Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルド(ロッドビルディング)や釣り、レザークラフト、食べ歩きや旅行、クラシック音楽や本、美術館巡りと、日々のあれこれを雑多に綴ります。※2025年4月にgooブログから引っ越してきました。記事への直接のリンクが切れている場合は、お手数ですが「検索」欄にキーワードを入力して検索いただくか、その記事にコメントを入れていただければ、確認してリンクを貼り直します。(目下、ロッドビルドや飾り巻き関係の過去記事から優先的に、少しずつ修正中です💦)

E・C・R・ロラック/Checkmate to Murder



E・C・R・ロラックの Checkmate to Murder(1944年)読了(邦題『死のチェックメイト』)。

大戦中で灯火管制が敷かれたロンドン。夜も更けて、とあるスタジオには画家とモデルイーゼルを挟んで制作中。そして傍らではその友人たちがチェスに興じている。

そこへ慌てた警官がやって来て、隣家の老人が殺されたと言う。守銭奴でケチと噂のその老人は自身の銃で撃たれ、毎晩数えるのが日課だったという現ナマは全てなくなっていた。

捜査に当たるのはスコットランド・ヤードのCID(犯罪捜査課)マクドナルド警部。点と点、そして点から線へと辿る推理から導き出される真相は果たして・・・

ロラック(Lorac)というのは珍しい名前だなぁと思ったら、本名(Edith Caroline Rivett)の "Carol" を逆さに読んだものだそう。アガサ・クリスティと同時代の女流作家で、私は今回初めて読んだのだが、情景や人物の描写が丹念すぎることもなく、けれどプロットはなかなかに凝っていて、謎解きの楽しさを味わえる。

ロラック、少し続きます。

E. C. R. Lorac,
Checkmate to Murder
(Kindle)