Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルド(ロッドビルディング)や釣り、レザークラフト、食べ歩きや旅行、クラシック音楽や本、美術館巡りと、日々のあれこれを雑多に綴ります。※2025年4月にgooブログから引っ越してきました。記事への直接のリンクが切れている場合は、お手数ですが「検索」欄にキーワードを入力して検索いただくか、その記事にコメントを入れていただければ、確認してリンクを貼り直します。(目下、ロッドビルドや飾り巻き関係の過去記事から優先的に、少しずつ修正中です💦)

酸いも甘いも (カフェ・ド・ランブル)



今日は銀座で飲み会があったのですが、珍しく会社を早く出られたので、集合時間までの間を利用して「カフェ・ド・ランブル」に行ってきました。

もう少し順序立てて言えば、まず最初に伊東屋で買い物をし、道路を渡って山野楽器で楽譜とCDを物色するという銀ブラの私的定番。そして、明治の文人北村透谷は銀座三原橋の交差点に立って道行く人を眺めながら世を憂いましたが(『漫罵』)、かくいう私は山野楽器を出てすぐ横の木村屋であんぱんを買い、銀座4丁目交差点を渡りながらそれを頬張るという蛮行。



いいんです、何事にも自由な精神が大事


そうしてランブルに向かった訳ですが、今日の目的はそのオールド・コーヒー。生豆を10年以上も寝かした上で焙煎するというもので、これまで何度か訪れた時には畏れ多くて注文出来なかったのですが、今日はあんぱん食って気が大きくなってます(何のこっちゃ・・・)。

私が頂いたのはブラジル。案ずるより何とかで、お店の方が丁寧に解説して下さいましたし、じっくり味わうことが出来ました。



このオールド・コーヒー、一言で言えばとても「枯れた味」とでも言いましょうか。この風味を活かすためでしょう、煎りは浅く、酸味もあります。ですがその酸味は、挽いてから時間が経って湿気た珈琲粉の、舌を刺すような酸味ではなく、もっと味のある(酸味に味があるというのは変な言い方ですが)、後を引く味わいです。苦味はそれほど感じませんが、酸味の中にはっきりと甘みを感じます。(因みに私は砂糖もミルクも使わず、ブラックで飲んでいます。)

これは好みが分かれるところだと思いますが、もし珈琲の酸味がお嫌いでなければ、この珈琲は試してみる価値があると思います。これまでに飲んだことのない味であることは確かです。時間が経って冷めてくると、余計にそれを感じます。これが嫌だという人も居るでしょうが、何故か後を引く味でした。

今日頂いたブラジルは、メニューに「'93」と書かれてありましたので、少なくとも15年くらいは寝かしたものだということでしょうか。デミタス(ランブルでは「ドゥミタッス」)カップに1杯840円。これを安いと思うか高いと思うかも、意見が分かれるところでしょう。次回伺った時は、もう1杯勉強のためにオールド・コ-ヒーを頂くか、それともブレンドにするか・・・ちっと悩ましいところです。

カフェ・ド・ランブル
中央区銀座8-10-15
03-3571-1551