
P. D. ジェイムズの An Unsuitable Job for a Woman 読了。
こんなにかっちりしたイギリス英語のスリラーは久々で、字面は簡単そうに見えて実は知らない単語が続く続く。しかも否定×否定で肯定とか、たいがいにしてくれんかなぁ
・・・と思う間もなく、新米探偵コーデリアの目で見た個々の登場人物の細かな描写と、ポツポツと点で張られたプロットがやがて線になり面になっていくスピード感が心地よい。
最後の最後に本家のダルグリッシュ警視まで登場し、なかなか味のある終わり方をするのだが、チャンドラーのハードボイルドとは少し違った含みというか味わいというか、ともかくニヤっとしてしまう。
コーデリアのシリーズにはもう1作あり、そちらも楽しみ。
P. D . James,
An Unsuitable Job for a Woman
(Faber)